一戸建て中古住宅購入の注意点

中古の一戸建て物件を購入するのは経済的なメリットがありますが、中古ですから注意点もあると言えます。中古物件は何年住めるかが購入時に気になる部分と言えますが、建物の状況により異なるのが基本です。木造住宅では寿命が短いために鉄筋コンクリート造のように長く住むことは難しいですが、新築時にしっかりと施工されておりその後適切なメンテナンスを行った物件であれば寿命を延ばすことが可能です。物件が本来持つ性能を落とさないように使われてきた一戸建ては、中古でも長く住むことが可能です。

もちろん購入後も適切なメンテナンスを続けていかなければいけないですが、建て替えが早まるよりは経済的な負担が少なくて済みます。中古の一戸建て物件ではリフォーム済みのものが多くなりますが、リフォームにより本来のコンディションが分からなくなってしまいます。コンディションの把握が難しくなりますので、リフォーム済みの物件は専門家に診断してもらうことも必要です。購入時の劣化状況がひどいとどんなに良いメンテナンスを行っても寿命を延ばすのは難しくなりますので、物件選びでは内外装よりも構造体の劣化状況を確認することが大切です。

適切な管理がされた木造住宅であれば、40年以上経過しても良好な状態を保てる場合がありますので、構造体に関しては確実にコンディションを把握することが大切です。劣化がひどい場合には購入後に費用がかかりますので、安くて魅力が多い物件でも建て替え以外の目的で購入するのは止めた方が良いと言えます。

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