マイホームを購入する時、マンションにすべきかそれとも一戸建てにすべきかと迷う事が在ります。二つの違いは、共有住宅であるか否かと言う事であり、マンションの場合は1階の住居の場合であれば、左右と上、右斜め上や左斜め上の階には別の世帯の人々が生活していると言った特徴が在ります。また、マンションと言うのは共有住宅であり、土地の持分は専有面積の割合における区分所有と言う形になり、土地の権利はあるものの区分所有と言う事からも土地を自由に利用出来ないと言う特徴があるわけです。専有面積と言うのは住居内の面積であり、この面積が多くなるほど区分所有となる土地の持分は多くなります。
しかし、土地を自由に利用出来ない事には変わりが在りません。これに対して、一戸建てと言うのは土地は全てが所有権ですし、隣近所は多少なりの空間が在るため、壁の向こう側や天井の上には別の世帯が住むと言う事は無く、完全に独立していると言う特徴が在ります。また、一戸建ての土地はマンションのように区分所有権ではなく、全てが所有権となるため建て替えを行う事も出来ますし、場所によっては半分土地を売却して、残りの半分に新しい住宅を建築して住む事も出来るなどのメリットが有ります。因みに、マンションや一戸建てを所有する事で毎年固定資産税を納税する事になりますが、固定資産税は土地と建物のそれぞれの評価額の合計となるため、マンションと比べると固定資産税の課税額は高くなるのが特徴です。